飼い犬の飼い主として

街を歩いて飼い犬を見掛けない日は無いと明言出来る程、ペットの圧倒的代表格として愛され、その可愛い仕草で私達を癒してくれる犬達ですが、その一挙一動が「癒し」「迷惑」どちらになるかの鍵は、あくまで飼い主に委ねられています。
犬好きの方々からすれば全てがウエルカムであっても、犬が苦手という方々からすれば、当然それら全てが真逆に映る事実を見過ごしてはなりません。
「こんなに可愛いのに」「何がいけないの」などの感情が芽生えるのは理解出来ますが、同時にそれらは飼い主サイドの「エゴ」「押しつけ」だと反論されれば、返す言葉は見当たらないのです。

犬が苦手な人達にも愛犬の可愛さや愛おしさを理解してもらおうと心底願うのであれば、飼い主としての義務を果たす姿勢が求められる現実を、今一度再確認していただければと願うばかりです。
それらは決して難しいノルマでは無く、間接的に飼い犬への愛情表現なのです。
定められた予防接種を受けさせる、放し飼いにしない、正しいリードの使用、人が集う場所や公共交通機関に於ける立ち振舞い、共同住宅内での飼い方など、常識と表現される諸々をクリアしなければなりません。

そうした飼い主の真摯な姿勢が周囲の方々に伝わってこそ、誰もが皆さんの愛犬に優しい視線を届けてくれるのです。
飼い犬が絡むトラブルの事例は残念ながら後を絶ちませんが、それらの原因の根源は全て、飼い主である人間側に存在している事をしっかり認識しておきましょう。